木のさじ銀のさじ

中学英語からTOEIC970へ

10.1年半でTOEICスコアが890から970点に上がった時の勉強法*アプリ&問題集。

久々の更新です!
ここしばらくは英検準一級の勉強に集中していました。
とにかく話すのが苦手なので2次試験には間違いなく落ちたとは思うけど、
来年2月に再チャレンジします!

 

f:id:artminato:20210726200648j:plain

前回まで、TOEIC890点になった時の話を書きましたが、
今回はいよいよ970点を取れた時の勉強方法について書きます。

私がとった方法は主に3つ。

1.TOEIC対策アプリ
2.公式問題集
3.反復復習アプリ

今日は1と2についてお話しします。

 

1.TOEIC対策アプリ

まずは1.TOEIC対策アプリ。私が使ったのはスタディサプリENGLISHです。
TVでCMもしているし、超有名ですね。

スタディサプリENGLISHの良い点はなんといっても関正生先生の解説動画。
問題をひとまとまり解くごとにその問題について先生の講義が聞けます。
さすが人気の関先生、本当にわかりやすい!
一つ一つ腑に落ちて頭に入っていく感じがしました。
講義といってもほんの数分程度の動画なので、隙間時間コツコツタイプの私にもぴったり。

解説だけでなく、ディクテーションやシャドーイングもできるので、
それぞれの問題をきっちり身につけていける感じがしました。

特にシャドーイングによって、壁を一つ超えたと思うほどの成長を実感。
私は日本語ですら話すのが苦手だったのですが、
シャドーイングを始めてから、しゃべりながら次の言葉を考えるという脳の訓練ができたようで、職場でのおしゃべりに苦を感じなくなりました。

文句の付け所のないようなアプリでしたが、
難点をあげるなら月額3700円の負担が重い事。
その上、丁寧に復習するので本番直前になるとラストスパートに間に合わないような気がして焦りました。

ただ問題数は解き切れないくらい大量にあるので、
復習パートをさらっと流してガンガン解いていけば良かったのかもしれません。

2.公式問題集

私がラストスパートに使ったのは王道中の王道、公式TOEIC問題集。
本番とそっくりな模試が1冊に2回ずつ入っているものです。
最後の2ヶ月くらいは、1週間に1回を目標にこの模試をしました。

公式問題集のいい所は、本番と同じくETSが作っている点。
とくにリスニングで公式ナレーターの声を聴けるのが強みです。
特にアメリカ英語に慣れていると、イギリス英語やオーストラリア英語はなかなか聞き取りにくいもの。
そんな特徴のあるナレーターの本人そのものの声にあらかじめ馴染んで置けるのだから、これを逃す手はありません。
(多少メンバーの入れ替わりはあるようです)

そしてTOEICでぶつかる壁といえば、Readingの時間配分。
私は時間内に解き切れないのが悩みで、
ラストスパートにいたってもまだ「今回の目標は全問解く事!」と思っていました。

そこで公式問題集の解答用紙のマークシートの表とにらめっこして、
ここまでを何分に解くというのを決めて時間配分を暗記。

さらに慌てていると時計を見ても頭が真っ白になるので、アナログ時計の針の位置の形を画像で何度も見て復習して、さっとチェックできるように練習しました。

f:id:artminato:20211110122222j:plain

私が本番13日前にチャレンジした模試。一番下に細かい目標時間が書いてあります。
解答用紙は繰り返し解くつもりでコピーして使っていました。

もちろん模試は解くだけではもったいない。
重要なのは復習ですよね。

私がやったのは、Readingはとにかく全文読み直し。
模試中には急いで読んでいるので、
読み直すと勘違いや見落としがたくさん見つかります。

ListeningはCDを車に持ち込み、移動中にひたすら聞きました。
解説冊子を持ち歩き、車を停めた時に不明部分をチェック。
1トラックを延々リピートで、あやふやな部分を潰すまで聴いたら次のトラックに移るという感じです。

こうやって一週間かけて復習するんですが、これがなかなかキツかった。
いつも間に合わなくなって、前の復習が終わり切らないうちに次の模試に取り掛かる羽目になっていました。
それでも、その切迫感がよかったのかもしれませんね。

あらためて見てみると私の本棚に公式問題集が5冊。
2冊は前年までに解いたものだと思うので、
970点を取った時のラストスパートで解いたのは3冊分、計6回分だったと思います。

以前に解いたものの復習もしたかったのに間に合わなくなって、
試験会場の入り口で並んでいる時にペラペラめくって眺めてましたっけ。

 

じっくり復習も大切だけど、次々場数をこなすのも同時に必要だったと思います。